2013年3月27日水曜日

芥川を読む

あるきっかけで芥川龍之介を読む機会を得た。
『羅生門』『蜘蛛の糸』くらいしか読んだことなかったが、面白い作家だと改めて勉強出来た。とても良かった。

『鼻』『蜜柑』『南京の基督』『神神の微笑』『芋粥』『夢』などいくつか。芥川龍之介に関して独自の考察をされている方の話は聞くだけでおもしろい。芥川龍之介は技巧の人で、自身には「何もなかった」という話。作品の内容だけでなく芥川龍之介がいつの時期に書いた作品かによって、周りからどういう影響を受けていたかということも想像することも出来る。

缶コーヒーのBOSSのCMが『神神の微笑』にインスパイアされているのではないかという話はおもしろかった。
地球にやってきた宇宙人トミー・リー・ジョーンズと『神神の微笑』の日本にやってきた宣教師オルガンティーノがかぶるのだそうだ。
『夢』は変な話だったけど、他にない雰囲気がおもしろい。『蜜柑』は描写が美しい良い話だった。


もきちの目は当初調子が良くなかった左目は回復に向かい、今は右目の方が同じ症状で少しひどい。今日はまた病院に連れて行く。絶対また大暴れ。大変だ。






0 件のコメント:

コメントを投稿